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そして今日も日は過ぎる

四年目

四年目


経過
 この年の択一試験。
 絶対の自信を持ってのぞんだ試験。
 結果は、合格点46点のところ、14・15・16の45点。
 またしても一点差落ち。
 あまりのことに、自信喪失。正直、受験を断念しようかとも思ったほどでした。
 四連続択一落ち。しかも今までで一番勉強したのにです。
 原因は後で分かりましたが、直前の過剰な勉強で、疲労がピークに達しており、集中力に欠けてつまらないミスを連発していた為でした。
 どれだけ勉強しようが、結果が出なければそれまでです。
 そんなわけで、また来年。この年が一番精神的にきつかったですね。
 それでも受験を続けたのは偶然、入門講座以来音沙汰のなかったカラテカ君と前期A答練で再会したからでした。
 彼も択一四連敗だったわけですが、まあもう一年やってみようと二人で話し合い、一緒に夏の択一講座・秋の択一講座という一週間に一度ある講座を受講して夏・秋でも択一の勉強を行い、さらに論文の答練にも出席。こうして一緒に勉強するようになりました。
 このように、同じようなレベル・同じような境遇の友人がいたことで精神的に楽になり、どうにかこうにか勉強を出来るようになったわけです。
 そしてこの年は、前年の失敗を繰り返さない為にも、あえて一月から三月は論文と択一を平行して勉強し、更に直前はあまり勉強しないで調整にあてるようにしました。


勉強
 この年は、論文に関しては前年と同様、答案構成して解答例を読むという実践的な勉強をしていました。ただ、量は増やしました。市販の論文問題集や、これまで受けてきた答練の問題についてこれを行い、また、面倒な時には問題文を見て頭の中に論点を思い浮かべてから解答を読むという勉強をして、あたった問題の量だけは増やしたわけです。
 一方、択一ですが、択一に落ちた翌々週から週に20から40問だけ択一を解く講座を受講して、実力の極端な低下を回避。
 一月からも択一の勉強はしていましたが、三月までは週二、三日(前年は週七日)のみ。四月から択一だけの勉強をしました。
 内容は、過去問を一回つぶし、択一の泉を一回つぶし、また『完全整理択一六法』の憲法・民法・刑法を読みました。また、苦手な憲法については、毎模擬試験前に必ず条文を素読しただけでなく、判例百選の全判例と平成七年からの重要判例集の判例の事案と判旨を読みました。
 更に、今は亡き芦辺信喜先生の書かれた基本書を一読。
 これだけやったおかげで、苦手だった憲法が逆に得点源にまでなりました。
 この結果、模擬試験で合格推定点を切ったのはやはり一度のみ。平均して合格推定点+4点とれるようになりました。
 この憲法の勉強方法は、オススメします。択一憲法が苦手な方は試してみてはいかがでしょうか?


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